わらの犬達(STRAW DOGS)

近所の野良犬。この界隈を根城にしている。
こいつらは代々ずっとこの辺りで繁殖している一族で一時期物凄い数が群れでいた。
その頃はまだこの辺りに企業や人や車も今の1/10以下ぐらいだったから夜は人口より彼らの方が多かったくらいだった。しかし、最近急激に人が流れ込んで、奴らも捕獲され数がぐっと減ったようだ。今残っているのは、ねぐらの付近の者が面倒みてる風な感じで、なんとか完全な野良として扱われなくなって捕獲から逃れているようだ。
だが実際はノーコードで自由にうろついている。
ずっと仲間内で近親相姦状態で繁殖してきたせいか代々毛並みは白。顔も皆そっくり。
不思議とそんな濃い血縁集団なのだが、奇形等は見たことが無い。
代々、もの凄く警戒心が強い。まず人には慣れない。そして媚を売ることも無い。
餌を貰うときだけ人に近づく。だが媚は絶対に売らない。
尻尾を振り、頭を触らせる。軽く征服欲と自尊心を養わさせればいとも簡単に
人間から餌を貰えるのだが、奴らはそんなことはしない。
じっと、「クレ!」(襲う様ないやらしいマネさせるな!その代わりにこちらの分け前をよこせ!)と眼力で要求する。各戸の前に立ち経を唱えない無言の托鉢の様だ。


写真は仲間内の中でも特に警戒心、臆病度が高い個体。
現存する個体は群体の中でもそのような性格を強く持ったもの達だけのようである。
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群れのうちどれかがトラックに轢かれたと聞いた。黒い部分はタイヤの痕らしぃ
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飼い犬の様に贅沢していないので腹と背中が精悍なラインを保つ。
尻尾の巻き込み具合が、野良風で格好E。

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11月にこいつお母さんになった。おっぱいぶら下げて飯ねだりにくる。
もう少し大きくなったら子供も連れ立ってやってくるであろう。
毛並みはやはり白で歴代そうであった様に顔はモロ似。

11月26日追記
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by bdps | 2005-08-24 19:19 | 雑記
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